1人で悩んではいけません

医者

何気なく勧めるのが得策

うつ病や統合失調症などの心の病については、その場で診断を確定するのは非常に困難です。まずは、他の病気の可能性を否定する為に心電図検査や脳波検査、血液検査などの精密検査を行います。その上で既往症や家族歴をチェックして精神疾患であるかの診断をしていきます。心の病であると診断されれば、個々に応じた治療がはじまりますが、うつ病に限らず、心の病は継続的な治療が不可欠です。患者本人のみならず、一緒に暮らす家族も治療の必要性について十分な理解が必要になります。一般的に心の病に対する治療は精神科での薬物療法が中心となりますが、人によっては心理療法やリハビリテーションを勧められる場合があります。うつ病などの心の病を患う人の多くは生活環境や社会的な問題が影響しているケースも少なくありません。その為、社会生活上の問題に対して医師がチェックして具体的にアドバイスをする事もあります。グループミーティングやレクリエーションに参加すれば、基本的な生活習慣を取り戻したり、自信を回復させたりする事が期待できます。この様なデイケアが受けられる精神科のある医療機関なら回復までの期間も大幅に短縮させる事が可能です。身近にその様な所が見あたらない場合には精神保建センターや保健所などの各種相談窓口を利用すれば、紹介してもらう事ができます。家族や身近な人が病気になったら、しっかりとした治療を受けて一日でも早く治る事を願います。しかしうつ病などの心の病となると問題はそう簡単ではなくなります。心の病は気の持ちようで治るとか、心の甘えが原因であると考える人が存在するからです。うつ病をはじめとする心の病は、はっきりとした病巣が見えなくても体の病気と同様に医師による治療が必要な病気です。しかし疑わしいからと言って、直ぐに精神科の受診を提案するのも少々乱暴な話です。患者本人の信頼を得る為にも、まずは時間をかけてじっくり話し合いの場を作る事が大切です。その際、話の内容に矛盾点があっても指摘したり否定したりしてはいけません。親身に話を聞いてあげるだけで患者の心は安定するものです。そして患者が納得した上でチェックシートを記入してもらい、症状についての各項目に複数あてはまる所があれば、治療を勧めます。このチェックシートは自前に医療機関に提出すれば、診断に役立てる事ができます。医療機関での治療が始まっても、この様な姿勢で接する事が患者にとって最良の環境となり、治療効果も高まります。そして精神科のある医療機関の探し方や患者の活動についての様々な支援制度があるので、積極的に利用するのが便利です。中でも医療費助成を目的とした自立支援医療制度を利用すれば、経済的な支援を受けられるので、あらかじめ調べておく事も必要です。

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